2025/08/08
2025年(令和7年)7月30日(水曜日)北海道住宅新聞に掲載されました⭐

『3世代住み継ぐ』リノベモデル
藤城建設 築32年を高性能改修
藤城建設(札幌市)は7月15日、本社近くの東区中沼に新設したリノベーションモデルハウス『モエレアトリウム』を公開した。
同社が今年2月に立ち上げたリノベーション専門ブランド
『ウチリノベ』の2棟目となるモデル。
築32年の木造軸組工法2階建てを高断熱住宅に改修した。
コンセプトは『親から子へ、子から孫へ、住み継ぐ実家リノベ』。
シニア夫婦が考える『孫の代まで残したい家』という設定のもと、
社内コンペで選ばれた入社7年目の大橋里帆さんが設計担当、
4年目の矢野玲奈さんが現場担当で主導した。
床面積135.51㎡の4LDK。
勾配屋根の下屋があった部分を総2階建の一枚屋根にして、2階部分は大きな吹き抜けとした。
『新制度移行前の3月に着工し、大規模改修でも確認申請が不要だったので、
床面積を増やして申請が必要な増築とするのではなく、
吹き抜けにして開放感を出した』と大橋さん。